ポテンツァには副作用がある?メリットやよくある質問も併せて解説
ポテンツァ施術に興味を持ちつつ、「副作用などがあるのでは?」と不安を抱いている人は少なくないでしょう。実際にポテンツァには副作用もありますが、リスクとしては軽度であり、知識を持っていれば怖いことはありません。
本記事ではポテンツァの副作用について解説します。参考にして、不安を払拭してください。
ポテンツァとは?
ポテンツァとは、ハンコ注射のような細い無数の針で肌を刺激し、肌にさまざまな効果をもたらす美容施術です。機械の名前がポテンツァであるため、そのように呼ばれています。
針の先からラジオ波が出ており、これによっても肌を刺激できるため、より肌質改善効果が高まります。また、針を抜く際に針先から薬剤を出すことができるため、直接肌の深層に薬液を浸透させることもできます。
ポテンツァの効果
ポテンツァの効果は以下のとおりです。
- 肌質改善
- ニキビ・ニキビ跡
- 赤ら顔
- シワ
- たるみ
- 毛穴
- 肝斑
ポテンツァは針で肌を刺激し、ターンオーバーを促進させて毛穴を引き締めたり、肌にハリを取り戻してシワやたるみを改善させたりします。
ダーマペンも効果の種類としてはほぼ同様ですが、ポテンツァの方がより高い効果を得やすい施術となります。
ポテンツァの副作用
一度の施術で肌にさまざまな美容効果をもたらすポテンツァですが、一方で副作用もあります。重要なことはどのような副作用があるのか知っておき、その上で施術を行うかどうか検討・判断することです。
副作用によっては、準備することであらかじめ避けられるものもあります。
一時的に腫れや内出血が出る
ポテンツァは施術後、一時的に腫れや内出血が生じることがあります。腫れは長くとも数日程度ですが、内出血は長引いた場合2週間程度続く場合もあるため、施術後はマスクなどで隠す準備をしておくのがおすすめです。
ポテンツァの場合、針そのものの傷は即日塞がるほど小さいため、翌日からはメイクで隠すことも可能です。施術部位によっては、髪で隠すこともできるでしょう。
一回だけの施術では効果が薄い
美容施術の中には、一回だけの施術では十分に効果を発揮しないものがあり、ポテンツァもその内のひとつです。
一回では効果が無い、というわけではありません。初回の施術だけでも一定の効果は見られますが、より効果を高めて美しい肌を手に入れるためには、複数回施術を行う必要があります。
そのためポテンツァを行う際は、「何度行うか」という点もあらかじめ考えておきましょう。
効果に永続性がない
ポテンツァの施術は、残念ながら効果に永続性がありません。
施術を行って効果が出ても、その効果は生涯続くものではなく、放っておくとだんだんと消えていき最終的に消失します。そのため、施術を受けて美しい肌を手に入れた後、状態をキープしたいという場合は継続的に施術を受ける必要があります。
ただし、ニキビやニキビ跡を治療したいなどという悩みの場合は、治療のゴールがはっきりと決まっているため例外です。施術の効果が消えても、再び同じ場所にニキビが表れたりすることはありません。
施術が受けられない人もいる
ポテンツァは希望者全員が受けられるものではありません。以下の条件に当てはまる場合は、施術を断られてしまいます。
- 妊娠・授乳中である
- 金属アレルギーである
- 金属を施術部位に入れている
- 皮膚疾患がある
- 施術前の段階で皮膚がダメージを負っている
上記に当てはまる人はいずれも健康上のリスクがあり、ポテンツァを受けられません。その他、医師の診断によって施術を断られる場合もあります。不安な方は、事前にクリニックに相談しておきましょう。
ポテンツァについてよくある質問
副作用以外のことについても、ポテンツァに対してさまざまな疑問を持つ人は後を絶ちません。
疑問や不安は実際に自分が行くクリニックで聞くのが一番ですが、本記事では以下に、特に多い質問をまとめました。ただし、クリニックによって方針が多少異なる場合もあります。
ダーマペンとどう違う?
ポテンツァとダーマペンは似ている点が多く、どう異なるのかわからないという人も少なくありません。具体的な相違点は以下のとおりです。
ポテンツァ | ダーマペン | |
---|---|---|
機器の見た目 | スタンプ型 | ペン型 |
針について | 針先からラジオ波が出る | 針先からは何も出ない |
薬液 | 機器から薬液が出る | 針を抜いた後上から薬を塗布する |
細かい所への施術 | 〇 | ◎ |
肝斑・赤ら顔の改善 | ◎ | 〇 |
1回辺りの効果の高さ | ◎ | 〇 |
ダウンタイム | ◎ | 〇 |
皮膚に空けられる穴の数 | 〇 | ◎ |
ポテンツァは針先から出る高周波により、出血を止める効果があり、ダウンタイムが短くなります。
ダーマペンも美容施術の中ではダウンタイムが短い方に分類されますが、ポテンツァはダーマペンよりもさらにダウンタイムが短く済むため、手軽さと言う意味でも人気の施術です。
ダウンタイムはどのように過ごす?
ポテンツァのダウンタイムは、他の美容施術のダウンタイムと比べて過ごしやすく、いつも通りの生活にすぐに戻れるケースも少なくありません。
ただし、傷がすぐに塞がるとはいえ肌はダメージを負っているため、施術直後にメイクを行ったり、熱いシャワーを浴びたりということは止めましょう。
また、腫れや内出血などの症状が出る場合もあります。時間が経てばきれいに治りますが、長引かせたり悪化させたりしないように、以下のような行動はしばらく控えましょう。
- 温泉やサウナなどで体温を上げる
- 激しい運動を行う
- 飲酒を行う
- 紫外線に当たる
- 触ったり揉んだりして刺激を与える
特に、刺激を与える行為には気をつけてください。施術部位は気になるものですが、だからといって触ったりすることは控えるのがおすすめです。また、間隔を空けずにピーリングやダーマペンなど、他の施術を重ねるのも良いことではありません。
施術頻度はどれくらい?
ポテンツァの施術頻度は一般的に1~2ヶ月に1回です。ただし治療目的によっても変動するため、必ずしも全員に当てはまるとは限りません。
肝斑の治療が目的の場合はより頻回になる傾向があり、2週間に1回ペースになるケースもあります。一方でニキビの治療はスパンが長く、2~3ヶ月に一回で十分と判断される場合も少なくありません。
個人差も大きいため、施術スパンをはっきり知りたい場合は、クリニックに直接相談してみましょう。
エールクリニックで安心の施術を
ポテンツァの副作用回避のためには、丁寧にカウンセリングを行い、自分の状態を踏まえた上で腕の良い医師に施術してもらうのがおすすめです。
もしも行くクリニックに迷う場合は、ぜひエールクリニックにお越しください。施術の腕だけでなく、カウンセリングを通して安心・納得の上で施術を受けて頂けます。
まとめ
ポテンツァには副作用もありますが、あらかじめ準備しておくことで避けられるものも多く、一般的には低リスクの美容施術であると言えます。
美容施術には興味があるけど、いきなり大がかりな施術は不安という人にも安心して受けていただけるため、迷っている方はぜひ施術を受けてみてください。施術を受ける際は、クリニック選びを慎重に行うことも忘れないようにしましょう。