ポテンツァは何ヶ月おきに打つもの?肌トラブル別に詳しく解説
ポテンツァは針を刺して行う美肌施術であり、ダウンタイムが短いため、比較的気軽に受けられる施術として人気があります。一方で、複数回施術を受けた方がより効果的という特徴も持っており、継続的に施術を受ける人も少なくありません。
本記事ではポテンツァの施術スパンについて解説します。参考にして、自分は何ヶ月おきに受けるべきなのか知った上で施術に臨みましょう。
ポテンツァとは?
ポテンツァとは美肌効果を目的とした美容施術であり、注射を用いて行います。
採血などに使うような注射ではなく、極細の針が無数に付いた器具を使用し、刺すと同時に薬液を浸透させることも可能です。さらに針先からはラジオ波が出ており、肌に対してより効果的な刺激を与えられます。
ポテンツァの効果
ポテンツァは以下のような肌トラブルを解消します。
- シワ・たるみ
- 毛穴の引き締め
- ニキビ・ニキビ跡
- シミ・くすみ・肝斑
- 赤ら顔
上記の症状すべてに対し、ポテンツァは同時に効果を発揮します。そのため、さまざまな肌トラブルを同時に抱えている人におすすめです。
ポテンツァは施術の継続がおすすめ
ポテンツァの施術は、継続して複数回行うのがおすすめです。
美容整形施術の中には一回の施術ですべてが終わるものもありますが、ポテンツァは基本的に複数回の施術が前提です。そのためポテンツァ施術を検討する場合は、定期的な再施術が可能であるかどうかも視野に入れておきましょう。
施術を継続することで効果が高まる
ポテンツァは継続することで、効果が高まっていく施術です。
一回の施術でも、効果が見られないわけではありません。一回だけでもやる価値は十分にありますが、ポテンツァの効果を100%実感するには、何度か施術を受けるのがおすすめです。
ポテンツァを受ける際はぜひ何度か繰り返して、より肌が美しくなっていくことを実感してください。
ポテンツァの効果に永続性はない
残念ながらポテンツァの効果に永続性はありません。
ポテンツァは肌に対して、刺激と薬の力で働きかける施術です。そのため施術を受けた後、時間が経過すると徐々に刺激の効果は薄れ、薬が抜けて肌はまた調子を落としてしまいます。
そのため、ポテンツァの効果で美肌を実感できた後、その状態をキープするために施術を継続することが重要です。
ポテンツァは何ヶ月おきに施術すべき?
ポテンツァの施術は一般的に1~3ヶ月に1回ペースと言われています。
ただし上記のスパンはあくまで目安であり、実際は施術を受け始めてからどれくらいたったか。また、どのようなトラブルを解消したいと思っているのかで、施術間隔は変化します。
そのため、あまり一般論に囚われすぎず、クリニックとよく話し合って自分のペースを見つけることが大切です。
始めは頻回で徐々に伸ばすのが基本
ポテンツァに限らず、ボトックスやヒアルロン酸、ダーマペンなど継続的に受ける施術のペースは、始めは頻回で。体が馴染んできたら段々と施術スパンを伸ばして、という流れが一般的です。
美容施術を受け始めたばかりのときは、体が針や薬の刺激に慣れておらず、「ダメージを受けた」と判断してしまいます。結果として体が薬品を体外に排出しようと働いてしまい、効果が早めに切れてしまいます。
しかし継続して施術を受けることで、体が薬品に慣れ、効果が長持ちするようになるのです。
シワ・たるみ・赤ら顔
シワやたるみ、赤ら顔の解消目的でポテンツァを行う場合、施術間隔は1~3ヶ月です。
一般的には「必ず〇ヶ月以内に追加を打たなければならない」とはっきり決まっているわけではなく、「シワ(たるみ・赤ら顔)が目立ってきたな…」と感じ始めたら再施術を行うという流れになります。
そのため再施術のタイミングには個人差も大きいです。同じ2ヶ月後でも「まだ気になるというほどではない」と感じる人も、「もうシワが出てきてしまった」と感じる人も居ます。自分のタイミングで再施術を受けてください。
ただし、再施術のタイミングを測るからと言って、あまり肌の調子に過敏になり過ぎるのも良くありません。ストレスも肌にとっては大敵であるため、ある程度はおおらかな気持ちで施術スパンを決めましょう。
毛穴の引き締め
毛穴の引き締め目的でポテンツァを行う場合も、施術間隔は1~3ヶ月です。ただし、人によってはさらに間隔が伸びることも少なくありません。
ポテンツァで毛穴の引き締めを行うと、針の刺激で毛穴の開きが改善されると同時に、ラジオ波が熱刺激を加えます。熱刺激は肌の皮脂腺を焼いて閉じるため、皮脂の分泌が抑えられ、結果的に毛穴が開きにくくなるのです。
そのため、人によっては3ヶ月以上毛穴が開かず美肌が保てるケースもあるのです。
ニキビ・ニキビ跡
ポテンツァを利用してニキビやニキビ跡を解消する場合は、施術間隔が1ヶ月前後となるケースが多いです。
ニキビ治療の場合施術間隔は肌のターンオーバーに左右されます。一般的にターンオーバーの間隔が1ヶ月前後であるため、再施術のスパンもそれに合わせる形になります。
個人差があるためきっちり1ヶ月と言うわけではなく、人によっては2ヶ月ほどに伸びることも少なくありません。自己判断では施術間隔の見極めが難しいため、クリニック側とよく相談し、指示を仰ぎましょう。
シミ・くすみ・肝斑
シミ・くすみ・肝斑の解消が目的の場合、施術スパンは2~4週間おきであるケースが多いです。他のトラブルと比べ、頻回での施術が必要と言えるでしょう。
色素沈着が原因となるトラブルの治療は、肌のターンオーバーを促進しメラニンの排出を促すことで、解消に向かいます。ただし、一回のターンオーバーですべてのメラニンを排出することはできません。そのためシミなどの解消には、比較的短いスパンでの施術を、比較的長期間行うことになります。
一方で、施術の終わりが明確であるという側面もあります。シミ治療は消えれば終わりであり、施術を止めたからと言って、同じシミが同じ場所に再び表れることはありません。
まとめ
ポテンツァの施術スパンについて、何ヶ月おきが適切か気になる人は少なくありませんが、実際問題として適切な期間は個人差が大きいといえます。それぞれの状態や解消したいトラブルに左右されるため、クリニックで状態を見極めてもらうことが重要です。
ひいては、信頼できるクリニック選びが大切といえます。ポテンツァ施術を検討されている方や、クリニック選びに迷われている方は、ぜひエールクリニックにお越しください。