40代での糸リフトは効果大?注意点やよくある質問も併せて紹介
40代に差し掛かり、「肌のシワやたるみが目立ち始めてきた…」という人は少なくありません。しかし一方で、メスなどを使った施術は怖いという気持ちも、また自然なものです。そこでおすすめする施術が、糸リフトです。
本記事では、40代という年齢にフォーカスしつつ糸リフトの施術について解説します。ぜひ参考にして、シワやたるみの解消を目指してください。
40代で目立ち始めるたるみ・シワ
顔のたるみやシワは、40代から本格的に目立ち始めるケースが多いです。
もっとも大きい原因は加齢による筋力の低下や皮膚のハリの低下です。また、睡眠不足や偏った食事などを続けることで、蓄積されてきたダメージが目に見えて表れ始めるタイミングでもあります。
そこで頼れる味方となるのが、糸リフトです。
糸リフトが解決する40代の肌トラブル
糸リフトで解決できる、40代の代表的肌トラブルは以下のとおりです。
- たるみが解消される
- 肌にハリが出てシワが消える
- 肌質が改善される
- 小顔でシャープなフェイスラインに
いずれも悩んでいる人が多い肌トラブルです。40代になる前からすでに悩んでいた、という人も少なくありません。
糸リフトはこれらの悩みに対し、メスを使わず解決できます。
たるみが解消される
糸リフト施術は、たるみの解消効果があります。糸を埋没し引っ張り上げる力で、顔全体がリフトアップするためです。
特に、「どこというわけじゃないけれど、全体的にたるんで締まりのない顔になってきたな…」という悩みをお抱えの方に適しています。
肌にハリが出てシワが消える
肌にハリが出て、シワが消えるのも糸リフトの効果です。
糸に引っ張られる力に加え、糸を埋め込まれた刺激で肌全体が活性化するため、肌にハリが再び戻るのです。肌にハリが出ると、それに伴って小じわなども解消します。
シワだけでなく、肌にハリが足りないと感じている方にもおすすめです。
肌質が改善される
糸リフトは肌質が改善されます。
糸を埋めると、埋めた際の刺激を肌は「傷ができた」と認識します。結果的に傷を治そうとする力が働いて、肌全体が活性化し、肌質が向上するのです。
シワやたるみだけでなく、肌質が気になるという人にも糸リフトは有効です。
小顔でシャープなフェイスラインに
糸リフト施術を行うことで、小顔でシャープなフェイスラインになることもできます。
埋めた糸の引張力と、糸を埋めた刺激により肌が活性化するため、顔が引き締められ施術前よりもフェイスラインがやや小さく、シャープになるのです。
年齢とともに表情筋は緩んでしまうため、「体重は変わらないのに、なんだか見た目が太ったような…」と感じてしまう原因となります。糸リフトを行うことで、もう一度顔を引き締め元のフェイスラインに近づけることができます。
糸リフト施術の注意点
糸リフト施術には、注意点もあります。主なものは以下のとおりです。
- 医師の腕次第で引きつれ・左右差などが起こる
- 効果は半永続性を持つ
- 重度のシワやたるみは糸リフトで解決できない
一般的には、クリニック側も注意点について説明してくれることがほとんどです。しかし自分でも知識をつけておき、その上で施術を検討することで、後から「もっと考えておけば良かった…」と思うことがなくなります。
医師の腕次第で引きつれ・左右差などが起こる
クリニックの腕次第で、引きつれや左右差などの症状が残る可能性もあります。
一般的に施術直後は誰でも引きつれなどを覚えますが、人によっては引きつれがおさまらずいつまでも残る事になります。また、鏡などを見た時に不自然な左右差が生じてしまっている、というケースもしばしば見られます。
このような現象は、ひとえに施術を行なった医師の腕が未熟であるためと言えます。そのため、「糸リフトは簡単な施術だから」と適当にクリニックを選ぶのではなく、慎重に実績豊富なクリニックを探すことが重要です。
効果は半永続性を持つ
糸リフトの効果は、「半」永続性を持っています。
完全な永続性は持っておらず、施術直後の状態が一生続くというわけではありません。そのため一度施術を行なっても、再施術を行う人は少なくないのが実際の所です。
ただし、糸を埋めた際に体が刺激に反応し、傷の修復のため糸周りに皮膚の繊維が生まれます。糸が溶けて消えてもこの繊維は残り、たるみを軽減してくれるため、施術を行なった人と行なわなかった人では、将来的なたるみやシワの程度が変化します。
重度のシワやたるみは糸リフトで解決できない
あまりにも重度のたるみや深いシワは、糸リフトだけで解決できないことがあります。
たるみやシワが糸リフトで解決する理由は、糸の引張力や、肌の活性化によるハリの力です。そのため、たるみがひどく糸の力を上回っている場合。シワが深く、肌にハリが戻った程度では消えない場合は、糸リフトだけでなく他の施術との併用を考えた方が良いでしょう。
糸リフトに対するよくある質問
糸リフトに対して、よくある質問は以下のとおりです。
- どのような糸を使う?
- どこに何本くらい糸を入れる?
- 施術の流れは?
上記の他にも、疑問や不安点がある場合は遠慮なくクリニックに質問しましょう。安心と納得の上で施術を行うことは、美容整形において大切なことです。
もしもクリニックに対して話しづらいと感じたら、転院するのも一つの方法です。
どのような糸を使う?
糸リフトの糸は、一般的な糸ではなく皮膚に溶ける専用の糸です。また、コグと呼ばれるとげのような物が付いています。1種類ではなくさまざまな種類があり、クリニックによっても異なります。
昔は医療用の溶けない糸を使って施術が行なわれていましたが、感染症などのリスクが高く、現在はほとんど使われていません。
どこに何本くらい糸を入れる?
糸リフトの糸は、一般的にこめかみや耳の裏から、頬にかけて放射状に埋没します。
本数は一般的に左右合わせて4~12本ですが、個人差があります。「〇本でなければいけない」などというルールはありません。また、多ければ良い、少ないといけないということもありません。
一人一人の状態を見極め、適切な量を適切な場所に入れることが重要なのです。
施術の流れは?
施術の流れは、一般的に以下のとおりです。
1.カウンセリング
2.施術
3.アフターケア
上記の流れは、どこのクリニックであっても基本的に共通です。初めての人は施術に気を取られがちですが、本当に大切なのはカウンセリングとアフターケアです。
クリニックとしっかり連携をとり、満足の行く施術を受けましょう。
まとめ
40代は、若い頃と比べてふと顔のたるみやシワが目についてしまう年代でもあります。しかし、どうしようもないと諦めるのではなくぜひ糸リフト施術を検討してください。
単に若々しくなるだけではなく、自信に満ちた顔つきが、自分をより若く見せてくれるでしょう。