ヒアルロン酸注射を目の下に入れるとどうなるの?さまざまな効果や注意点などを解説
「ヒアルロン酸注射って目の下に打てるの?」という疑問を抱いたことはないでしょうか。結論から言うとヒアルロン酸注射は目の下に打てます。しかし目の下にしか打てないというわけではなく、施術部位ごとに発揮する効果が異なります。
本記事ではヒアルロン酸注射について、施術部位が目の下であるときにフォーカスし解説します。ヒアルロン酸注射について知りたい人や、目の下のトラブルに悩んでいる人は、参考にして今後の行動を決める助けにしてください。
ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸注射とは、文字どおりヒアルロン酸を注射でさまざまな部位に打つ施術です。
元々ヒアルロン酸は体内にもある成分であり、人体に害はありません。高い保水力を持ち、すぐには吸収されず一定期間注入された部位に留まり続けます。
打たれた部位に対し、皮膚の内側から膨らませてくれるような効果を持つのが特徴です。そのため、顔の中でもボリュームが足りない部分に用いられることが多いです。
目の下に打つ効果
目の下にヒアルロン酸を打つ目的は、以下の内のいずれかです。
- 目の下のシワ改善
- 青クマ改善
- 涙袋形成
- 目のくぼみ改善
ひとくちに目の下のヒアルロン酸注射といっても、打つ量や場所によって効果は異なります。
また、目的によっては他に併用できる施術を教えてもらえることもあります。自分はどんな悩みを持っており、何をヒアルロン酸に求めているのか、施術前にはっきりさせておきましょう。
【参考】他の部位への効果
ヒアルロン酸注射は、目の下以外の部位にも打つことができます。主な効果は以下のとおりです。
【ヒアルロン酸注射の部位別効果】
額 |
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頬 |
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鼻 |
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口元 |
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あご |
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ただしひとりひとり状態は異なるため、カウンセリングの結果ヒアルロン酸以外の施術で解決した方が良い、と判断されることもあります。最善の方法を探すためにも、ぜひ一度クリニックにご来院の上、ご相談ください。
こんなお悩みにおすすめ
目の下へのヒアルロン酸注射は、以下のような悩みを持つ人におすすめです。
- くぼみ・たるみ・シワに
- 青クマのある人に
- 涙袋が欲しい人に
ひとくちに目の下部分の悩みと言っても、人によってトラブルは異なります。しかしヒアルロン酸であれば、手軽に多くのトラブルを解決できます。
くぼみ・たるみ・シワに
ヒアルロン酸注射を目の下に打つことで、目の周りのくぼみやたるみ、シワに効果を発揮します。
目の下にボリュームが出ることで、目の下がくぼんでいる人はくぼみが改善されます。また、皮膚にハリが出るため、たるみやシワも改善されます。
ただし、あまりに深いシワや重度のたるみは、ヒアルロン酸だけでは解決しません。ヒアルロン酸を打ち過ぎると、その部分のみ腫れたような見た目になってしまい、かえって審美性が下がるためです。
そのため、場合によっては他の施術の併用を勧められることもあります。
青クマのある人に
ヒアルロン酸注射施術は、青クマにも有効です。
青クマは、目の下の部分が血行不良を起こし、色が濃くなっているのが透けて見えている状態です。そこにヒアルロン酸を注射することで、血管と皮膚の間にヒアルロン酸の層ができ、結果的に青クマが薄くなるわけです。
涙袋が欲しい人に
ヒアルロン酸注射施術は、涙袋形成が可能です。
涙袋が無くて悩んでいる人でも、注射のみで涙袋を作ることができます。切開などは不要であり、周りに施術を悟られず目元の印象を変えられます。
施術の流れ
施術の流れは以下のとおりです。
1.カウンセリング
2.施術
3.アフターケア
一般的なクリニックであれば、上記の流れはどこであっても大抵同じです。初めての人は特に施術に気を取られがちですが、本当に大切なのはカウンセリングとアフターケアです。
カウンセリングを丁寧に行わなければ、仕上がりイメージの共有ができず、結果として理想と違ったということになりかねません。また、アフターケアをきちんとしておかなければ、内出血が長引くなどして、審美性が下がってしまいます。
ダウンタイム
ヒアルロン酸注射にも、短いとはいえダウンタイムはあります。症状としては、以下のようなものが出ます。
- 傷
- 赤み
- 腫れ
- 内出血
- 違和感
傷、赤み、腫れはほとんど即日で治ってしまい、気にならなくなります。違和感は初めての人が覚えがちですが、慣れてくると気にならなくなってきます。揉んだり押したりせず、気にしないようにしましょう。
内出血は、必ず起こるとは言い切れません。一方で、起こると長引くこともあります。人によっては、きれいに治るまでに2週間ほどかかるケースもあります。
ヒアルロン酸注射の注意点
ヒアルロン酸の主な注意点は以下のとおりです。
- 打ち過ぎ
- 持続性が無い
ダウンタイムなどの症状は、施術を受ける限り避けようのないデメリットと言えます。一方で、上記の注意点は、施術前に知識を得ておくことでトラブルを避けることができます。
後になってから「こんなつもりじゃなかった」と思うような事態にしないために、ヒアルロン酸のリスクを知っておきましょう。
打ち過ぎ
ヒアルロン酸注射は、打ち過ぎてしまう人が多い施術でもあります。
ヒアルロン酸注射は、施術開始直後審美性が向上していきます。しかししばらく経つと、施術の目的が、審美性の向上からその状態のキープへと変化します。そのため見た目の変化が段々小さくなっていき、「効いていないのでは?」と感じるようになってしまうのです。
打ち過ぎを防ぐには、自分の顔を客観視するように勤め、クリニックの勧める量だけ打つようにしましょう。
持続性が無い
ヒアルロン酸には持続性がありません。
昨今のヒアルロン酸は、昔のものに比べて長期間もつと言われています。しかし、それでも半年~1年経つ頃には体内に吸収されてしまいます。残念ながら打ったからといって、効果が一生続くわけではないため、状態維持には定期的な再施術が必要です。
途中で止めても、健康上の支障はありません。しかし打つ前の状態に戻ってしまうため、「また打ちたい」と思った場合は最初からのやり直しとなります。
エールクリニックで納得の施術を
ヒアルロン酸施術を成功させるには、正しい知識を持った状態で、信頼できるクリニックと連携することが大切です。施術前の段階こそもっとも重要だという意識を持って、万全の態勢で施術を受けましょう。
もしもクリニック選びが難しいという場合は、ぜひエールクリニックにお越しください。丁寧なカウンセリングと確かな技術力で、安心・納得の仕上がりをご提供できます。ご来院をスタッフ一同、心よりお待ちしています。