おでこにボトックスを打つと後悔する理由とは？トラブルの回避方法も合わせて解説
おでこのシワに悩む人は少なくありません。シワというと、ほうれい線などの口元に表れるシワや、目の周りのシワなどが悩みとして一般的ですが、実はおでこもシワが表れる部分のひとつです。
そこで強い味方になってくれるのがボトックスです。しかし、ボトックスをおでこに打って後悔したという人が見受けられるのも事実です。
本記事では、おでこにボトックスを打つデメリットについて解説します。参考にして、適切な施術を受ける手助けにしてください。
ボトックスとは？
ボトックスとは薬品の名前であり、美容整形の世界では注射で打ち込んで使用されます。元はボツリヌス菌という菌であり、薬剤になる過程で無毒化されます。
ボトックスの効能そのものは、打たれた部分の筋肉を弛緩させることです。しかし打つ部位によって、さまざまな作用が出るのです。
おでこのボトックスについて
おでこのボトックスは、おでこのシワに悩む人に対し有効です。
そもそもおでこのシワは、表情の変化に伴い、誰でも一時的に発生して当然のものです。トラブルになってしまう人は、シワが生まれるような表情を頻繁にしており、体にクセがついてしまっているような状態です。
そこでボトックスを使うことで、力が入らないようにし、シワを改善できるのです。
施術の特徴
ボトックスは注射のみの施術であるため、体への負担が軽いです。ダウンタイムも短く、激しい運動や飲酒などに制限がかかるのは2～3日だけです。
傷もごく小さいため、人から見て施術を受けたと悟られることは、まずありません。特に隠す努力が必要になるわけでもなく、日常生活にほとんど影響がない点が魅力です。
効果の発現は即日ではなく、2週間ほど経ってからです。効果期間は半年ほどであり、放っておくとじょじょに効果が消えていきます。そのため、状態を維持したいのであれば、定期的な再施術が必要です。
こんな人におすすめ
おでこのボトックスは以下のような人におすすめです。
上記のような人はボトックスが最適です。
一方で表情が原因ではなく、皮膚のたるみなどが原因でシワができている場合は、ボトックスでの治療は不適切です。ヒアルロン酸の投与など、シワの原因に合わせた解決策が必要です。
【参考】他の部位へのボトックス効果
ボトックスは、他にも施術部位によってさまざまな効果を発揮します。具体的には以下のとおりです。
【ボトックスの効果と施術部位】
| 施術部位 | 効果 |
|---|---|
| 顔 |
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| 肩 |
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| 二の腕・ふくらはぎ |
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| 脇 |
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なお、クリニックによって施術可能な部位は異なります。ボトックスを受ける際は、希望の場所に打ってもらえるか、事前に確認しておきましょう。
おでこボトックスのデメリット
おでこへのボトックスには以下のようなデメリットもあります。
もし上記のような症状が出ても、ボトックスの効果は永遠ではないため、待っていればじょじょに元に戻ります。しかしボトックスが抜けるには半年ほど待たなければならないため、できれば避けた方が良いでしょう。
目が開きにくくなる
ボトックスを打ち過ぎると、目が開きにくくなるというデメリットがあります。
目を開ける際、瞼だけでなく、おでこにも力を入れている人は意外に多いです。そのため、ボトックスでおでこに力を入れられなくなると、思うように目が開かなくなってしまう場合があるのです。
原因は打ち過ぎであるため、適量であれば問題はありません。
眉がつり上がる
ボトックスは適切な位置に打てなかったり、量が少なかったりすると、つり眉になってしまいます。
昔は「眉がアーチ型になりむしろ良い」とされていた時もありましたが、現代ではつり眉に魅力を感じる人は少ない傾向にあります。むしろ「急に人相が変わってしまう」とされ、敬遠されがちです。
昨今は一般的に起きないトラブルとはいえ、良かれと思いあえてそのようにするクリニックもあります。不安な人は確認しておきましょう。
頭痛がする
ボトックスは打つことで、まれに頭痛を引き起こします。
頭痛はボトックスの作用ではなく物理的な話であり、頭に液体を注入することで皮膚が圧迫され、その刺激が頭痛のように感じられるのです。そのため、ボトックス以外の製剤でも、おでこに打つと同じ症状が出ることがあります。
時間とともに薬が吸収されると、圧迫が軽減され頭痛は消えるため、心配しすぎることはありません。
シワが解決しない
ボトックスを打ってもシワが残ったまま、というトラブルはまれに見受けられます。
ひとくちにおでこのシワと言っても、原因はさまざまです。ボトックスはその中でも、筋肉の緊張が原因であるシワにしか、有効に働きません。そのため、シワの原因によってはボトックスで解決しないのです。
ひいてはこのトラブルの場合、原因はシワの理由を見きわめられないクリニック側にあるといえます。もしこのトラブルに遭遇してしまったら、転院するのもひとつの手です。
おでこボトックスで失敗しないために
おでこへのボトックスで失敗しないためには、以下の条件を守ってください。
特にクリニック選びは大切です。クリニック選びさえきちんとできれば、大抵のトラブルは未然に回避できます。
適切な量を守る
ボトックスは打ち過ぎると、おでこが必要以上に動かなくなってしまいます。
量を決めるのはクリニックですが、受ける側も必要以上に打ってくれと頼まないようにしましょう。
適切な部位に打つ
ボトックスは適切な部位に打たなければ、シワの改善が弱くなったり、人相が不自然になってしまったりします。
打つ場所を決めるのはクリニックであるため、腕利きのクリニックを選ぶことが大切です。
ボトックス以外の施術も視野に入れる
ボトックスにこだわり過ぎず、ボトックス以外の施術を視野に入れることも大切です。
施術の目的は、シワを失くすことです。ボトックスを打つことではないことを覚えておきましょう。
クリニック選びを慎重に
繰り返しになりますが、クリニック選びは最も大切であるため、慎重に行いましょう。上記のトラブルは、実績のあるクリニックを選べば避けられます。
どこでも良いなどと考えず、丁寧に選んでください。
ボトックスはエールクリニック
エールクリニックでは、ひとりひとりの状態に合わせた施術ができる、腕利きのスタッフが揃っています。ひいてはトラブルを未然に防ぎ、納得の結果が出せる状態が整っているのです。
クリニック選びに悩まれている場合は、ぜひエールクリニックにお越しください。
