口角ボトックスにはどんなデメリットがある?リスク回避の方法も解説
「なんだか気づくと、口角が下がった顔になっている…」という悩みを持つ人は、少なくありません。ボトックス注射であれば、注射のみで口角が下がる悩みを解決することができます。
しかし一方で、口角ボトックスにはデメリットもあり、不安を抱いて施術に踏み切れない人も居るでしょう。
本記事では、口角ボトックスのデメリットについて説明します。参考にして、ボトックスを過剰に怖がる必要はないことを知ってください。
ボトックスとは?
ボトックスとは、ボトックスという名の薬品を注射で打つ施術です。どこに打つかによって効能が変わるため、さまざまなトラブルに対応できます。
ボツリヌス菌という菌から精製される薬剤ですが、無毒化されており、害や依存性はありません。医療の世界でも、ボトックスは使用されています。
口角ボトックスの効果
口角ボトックスは、打つことで口角が上がり、にこやかな表情になることができます。
ボトックスは、打った場所の筋肉を弛緩させます。そのため、口角を下げる働きを持つ筋肉(口角下制筋)に打つことで口角を下げる力が弱まり、口角が上がるのです。
口角が上がると、顔つき全体が明るくなり、健康的で優し気な印象になることができます。
口角ボトックスがおすすめの人
口角ボトックスは、以下のような悩みを持つ人におすすめです。
本当に怒っている時はさておき、怒っているつもりもないのに不機嫌に見られるのは、一般的に避けたいことです。口角ボトックスは、このような悩みを注射だけで解決することができます。
口角ボトックスの施術
口角ボトックスの施術はシンプルであり、注射を打つだけで終了します。人にもよりますが、施術時間は短く、10分もかからないケースがほとんどです。
痛みも一般的な注射と同程度です。どうしても痛みが不安だという場合は、麻酔を塗布してもらうなどの処置を受けてから、施術を受けてください。ただし、クリニックによっては麻酔対応を行なっていない場合があるため、事前に確認をしてください。
ダウンタイム
口角ボトックスに限らず、ボトックスのダウンタイムは2~3日です。
施術部位さえ避けていれば、シャワーやメイクも即日可能です。入浴や飲酒なども、2~3日経てば解禁されます。
また、傷の大きさとしては一般的な注射と同程度であるため、傷が外からわかることもありません。ひいては、美容整形施術を受けたと気取られることもない、ということに繋がります。
口角ボトックスのデメリット
口角ボトックスには、以下のようなデメリットもあります。
ただし、効果の永続性以外は「必ずデメリットが出る」と限っているわけではありません。運悪くトラブルになってしまう人も居ますが、何の問題もなく施術を終えられる人も多いです。
違和感を覚える
口角ボトックスは違和感を覚える場合があります。具体的には、「力が入りづらい」「思うように動かない」と感じる場合が多いです。
ボトックスを打って審美性が上がるのは結果であって、ボトックスの効能そのものは、あくまで筋肉を緩めることです。そのため、ボトックスを打った箇所が動きにくいと感じる人は、珍しくありません。
ただし、一般的にはじょじょに馴染んでいき、気にならなくなります。また、永遠に力が入らないままということはないため、心配しすぎることはありません。
左右差が出る
施術後、顔に左右差が出ることもあります。
元々人間の顔はきっちり左右対称なわけではないため、ボトックスの際もきっちりと左右同じ場所に、同じだけ打てば良いというわけではありません。全体のバランスを見つつ、不自然にならないように打つ必要があります。
しかし腕が未熟なクリニックでは、バランスの見極めができず、不自然な左右差ができてしまうのです。
笑顔の印象が変わる
施術後、笑顔の印象が変わることがあります。
口角ボトックスは口角を上げるため、通常の表情がにこやかな印象になります。一方で、いつも通りに笑おうとした際も、思うように力が入らずいつものような笑顔にならないことがあるのです。
変わったのがむしろ良かったという人もいますが、いつもと違うこと自体が気になるという人が居るのも確かです。
効果に永続性が無い
ボトックスは効果に永続性がありません。
ボトックスは薬であり、薬は放っておくと、いずれ体から完全に消えます。そのため、どんなに仕上がりを気に入ったとしても、その状態をキープするためには定期的な追加が必要です。
ボトックスに物質的な依存性は無いため、施術を続けることによって、健康上支障が出ることはありません。しかし人によっては、施術を続けていくことが負担になっていくこともあるでしょう。
口角ボトックスに失敗したら?
口角ボトックスに失敗したらどうなるのかに関しては、結論から言うと健康上の支障はありません。また、失敗した状態が永遠に続くこともありません。
ボトックスは放っておくと、いずれ体から抜けていきます。ボトックスが抜けるにつれ、体は施術前の状態に戻るため、時間をかけさえすればやり直しは何度でも可能です。
ただし一方で、薬が抜けるのを待つ以外の選択肢もありません。時間がかかることは事実であるため、できればトラブルは未然に回避した方が良いでしょう。
口角ボトックスのリスクを避ける方法
口角ボトックスのリスクを避ける一番の方法は、信頼のおけるクリニックを見つけることです。
ボトックスの量や打つ場所を決めるのは、最終的にはクリニックの医師です。そのため、クリニックの腕が未熟であれば、トラブルの可能性も高くなります。一方で、クリニックの技術力が高ければ、トラブル回避率も高くなり、安心して施術を受けられます。
また、施術の腕だけでなく、カウンセリングで話しやすいかどうかも確認しましょう。希望のデザインを言い出せないクリニックでは、腕が確かでも、結果として希望の仕上がりにならないこともあります。
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