糸リフト施術後はいつまで痛い?痛みの原因や対処法も併せて解説
糸リフトは、メスを使わずフェイスリフト&肌質改善ができるため、利用者の多い施術です。しかし一方で、「施術後に痛みが続いていて辛い」という声もあるため、施術に踏み切れない人も多いでしょう。
本記事では、糸リフト施術後の痛みはいつまで続くのかについて解説します。参考にして、施術への備えにしてください。
糸リフトとは?
糸リフトとは、極細の糸を顔の皮膚内に挿入し、糸で引っ張る力でフェイスリフトアップを行う施術です。糸にはコグと呼ばれる小さいカギがついており、この力で引っ張り上げることができるのです。
一般的には皮膚に溶ける糸が使用されるため、糸はやがて体に馴染み、消えてしまいます。しかし、挿入時の傷からできた皮膚繊維の柱の効果により、フェイスリフト効果はある程度保たれ続けます。
糸リフトの効果
糸リフトの効果は以下のとおりです。
- 各部位のたるみ改善
- 各種シワ改善
- 肌質改善
- アンチエイジング
フェイスリフトアップと肌質改善を、両方同時に行えるのが大きな魅力です。また、メスを使わず傷が小さいため、施術後も生活に影響が出ることはほとんどありません。
施術後に痛みを感じる原因
施術後に痛みを感じる原因は以下のとおりです。
- 糸がなじんでいない
- 挿入位置が悪い
- 引っ張る力が強すぎる
糸の馴染みは時間経過とともに良くなりますが、挿入位置や引っ張る力のトラブルは、クリニック側の腕が未熟であるケースが考えられます。
糸がなじんでいない
糸が馴染んでいない間は、痛みを感じることがあります。痛みと同時に、引きつれ感や違和感を覚えるという人もいます。
糸リフトは糸で顔を引っ張り持ち上げる施術であるため、糸が馴染まない間は顔の動きと糸の動きがスムーズに連動せず、痛いと感じるのです。
一般的には、糸が馴染んでくると気にならなくなります。引きつれ感や違和感も、いつの間にか消えていたという人が多いです。
挿入位置が悪い
糸の挿入位置が悪い場合も、痛みを感じることがあります。正確にいうと、挿入位置が悪い場合、施術直後の痛みや引きつれなどを、より強く感じるのです。
糸が体に馴染んでくるにつれ、改善するケースが一般的です。ただし、挿入位置が適切だった場合と比べると、痛みが和らぐまでより時間がかかります。
どうしても気になる場合は、クリニックに相談してください。
引っ張る力が強すぎる
糸で引っ張る力が強すぎると、痛みを強く感じます。
挿入位置が悪い場合と同様、時間が経ち糸が体に馴染んでくるにつれ、痛みは軽減していく傾向にあります。しかし、一般的なケースよりもより長い時間が必要となります。
人によっては高いリフトアップ効果を得るため、あえてわざと強めにしているという場合もあります。そのため、一概に失敗とは言えませんが、日常生活に支障があったり、どうしても気になるようであれば、クリニックに相談しましょう。
【参考】施術中・ダウンタイムの痛み
糸リフトの施術中・ダウンタイムの痛みについては、簡単にいうとあまり心配は要りません。
施術中は必ず麻酔をかけます。どのクリニックでも共通であるため、施術中に痛みを感じることはありません。また、ダウンタイム中の痛みについては、施術後3日ほどがピークであり、そこからじょじょにやわらいでいきます。痛み止めをもらうことも可能ですが、痛み止めが無くても我慢できる程度、と判断し痛み止めなしで過ごす人も居ます。
耐えがたい痛みがずっと続くことはないため、安心してください。
痛み発生の予防方法
糸リフトの痛み発生を抑える方法は以下のとおりです。
- サウナ・飲酒・激しい運動はしばらく控える
- フェイシャルマッサージをしばらく控える
- 顔を大きく動かさないようにする
上記は、施術後クリニックで指示されることも多いです。破っても大丈夫と軽く考えず、指示を守って無理せず過ごしましょう。
サウナ・飲酒・激しい運動はしばらく控える
サウナ・飲酒・激しい運動はしばらく控えましょう。温泉や長時間の入浴もNGです。
施術直後に血行を促進してしまうと、傷が開きやすくなり、治りが遅くなります。結果的に痛みが強くなったり、長引いたりしてしまうのです。
上記の他にも、体温が上がり血行が良くなるようなことは避けて、無理せず過ごしてください。
フェイシャルマッサージをしばらく控える
フェイシャルマッサージもしばらくひかえてください。
施術直後にマッサージを行なうと、その刺激で傷が開いてしまいます。痛みが強くなったり長引く原因になるため、ダウンタイムが終わるまでは、できるだけ触らないようにしましょう。
マッサージ以外でも、できるだけ手で触れないようにすると、なお治りが早くなります。
顔を大きく動かさないようにする
顔を大きく動かすのも、しばらくは止めましょう。特に、糸が引っ張られる感覚を抱いたときは、無理せずそれ以上引っ張らないことがポイントです。
糸はいずれ体に馴染み、スムーズに表情を動かせるようになります。ずっと顔を動かせないままというわけではないため、一時的な我慢と捉えてください。
痛みが発生したら
施術後、実際に気になる痛みが発生した場合、取るべきアクションは以下の2つです。
- 1ヶ月ほど待ってみる
- クリニックに相談する
最初にクリニックに相談しても構いませんが、様子を見るのも一つの方法です。
1ヶ月ほど待ってみる
施術後、1ヶ月ほど待ってみるのは有効な手です。
実際に様子見をして、問題なく痛みが引くというケースは一般的です。1ヶ月できれいに痛みが消えなかったとしても、改善傾向にあり、だんだん気にならなくなるという流れの人が多いです。
体に糸を入れているため、施術直後に痛み0とはいきません。まずは、1ヶ月ほど生活してみて、馴染んでいく感覚があるかどうか確かめましょう。
クリニックに相談する
痛みがどうしても気になる場合は、クリニックに相談しましょう。痛み止めの処方など、対策を打ってくれるはずです。
特に、施術から数ヶ月経過しても、痛みに改善が見られない。あるいは悪化してるなどの場合は、我慢せずクリニックに相談するのがおすすめです。
痛みだけでなく、気になる点や、明らかな異常が出た場合はクリニックに相談してください。
エールクリニックで納得の施術を
痛みが気になる・怖い・不安が拭えないという人は、ぜひエールクリニックで施術をお受けください。
当クリニックでは、技術力で納得していただくだけでなく、お客様の悩みに寄り添うことを方針としています。痛み以外のことであっても、トラブルがあれば相談に乗らせていただきます。
スタッフ一同、ご来院を心よりお待ちしています。