ヒアルロン酸の副作用にはどんなものがある?リスク回避の方法も併せて解説
「ヒアルロン酸を入れてみたいけど副作用が心配…」と感じる人は少なくありません。ヒアルロン酸は人体に害のない薬品ですが、薬を体内に入れるというだけでも不安を感じる人はいます。
本記事では、ヒアルロン酸の副作用について解説します。参考にして、副作用についての不安を解消してください。
ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸とは、高い保水力を持つ成分です。1gで6ℓの水を保持できると言われています。
美容整形の世界では、ヒアルロン酸を注射器で打つ施術を行ないます。打たれた部分にヒアルロン酸が入ると、内側から皮膚がボリュームアップし、シワが改善したり、フェイスラインが調整できたりという効果を発揮します。
ヒアルロン酸の効果
ヒアルロン酸の効果は以下のとおりです。
- ほうれい線などの深いシワを改善できる
- フェイスラインを整える
- 鼻を高くできる
- 唇をふっくらさせられる
- 痩せすぎによる頬の影を消す
肌にハリとボリュームを与えることが、ヒアルロン酸そのものの効果です。打つ部位によって、上記のようにさまざまな効果が期待できます。
人体に害はない?
ヒアルロン酸は、薬品としての害を人体に及ぼすことはありません。
元々体内にもある物質であり、アレルギーが発生する可能性もありますが、ごく低いものです。依存性もなく、定期的に施術を受け続けたとしても、健康上の悪影響を及ぼすことはありません。
ヒアルロン酸の副作用
ヒアルロン酸の副作用は以下のとおりです。
- 内出血
- 腫れ・浮腫み
- 違和感
- 肌色の変化
- アレルギー反応
- 感染症
- 精神的な依存性
数としては多いように感じられるかもしれませんが、現実問題として上記のすべてが起こることはほとんどありません。内出血などのダウンタイム症状は時間経過とともに消えてしまうため、多くの人は何の問題もなくヒアルロン酸施術を受けています。
副作用を知ることは大切ですが、心配しすぎないように心がけましょう。
内出血
ヒアルロン酸注射は内出血になるおそれがあります。ヒアルロン酸だけでなく、注射の施術は、すべて内出血が起きるリスクがあります。
内出血とは、皮膚の内側で血管が傷つき、出血している状態です。注射の場合、針が刺さったり抜かれたりする際に、針が血管などを傷つけてしまうことがあります。その結果として、内出血が起こります。
そのため、何度も刺したり刺す回数が多いと、リスクは高まっていきます。
腫れ・浮腫み
ヒアルロン酸注射は、刺したあと腫れや浮腫みが起きるケースがあります。内出血と同様、ヒアルロン酸だけの症状というわけではなく、注射を打つと腫れや浮腫みのリスクは発生します。
針を刺すと、体は「傷ができた」と認識し、修復しようとします。その過程で、一時的に腫れや浮腫みが出ることがあるのです。ただし程度としては軽度であり、数日の内に消えてしまいます。
違和感
ヒアルロン酸は、打った後、打った部分に違和感を覚えることもあります。特に、初めて施術を受ける人は違和感を覚えやすいです。
ヒアルロン酸は、打った後馴染むまでに数日を必要とします。その間は施術部位が気になるかもしれませんが、一般的には薬品が馴染むにつれ、違和感も消えていき気にならなくなります。
肌色の変化
ヒアルロン酸を打つと、まれに肌が青く変化してしまうことがあります。チンダル現象とも呼ばれます。
原因は、ヒアルロン酸を皮膚の薄い所に打ち過ぎることです。皮膚の薄い所にヒアルロン酸を打ち過ぎると、ヒアルロン酸が皮膚の上から透けて見え、青く見えてしまうのです。皮膚が薄い部分でも、少量であれば問題はありませんが、一定の量を超えると肌の色が変化します。
特に目の下のクマ対策としてヒアルロン酸を用いた場合、発生する事例が多い傾向にあります。いずれは体内に吸収されて消えますが、避けるためには皮膚の薄い所にヒアルロン酸を打たないなどの対処が必要です。
アレルギー反応
まれにアレルギー反応が起こる場合もあります。薬品に対しても起こり得ますが、注射針を使用するため、金属に反応してしまうこともあります。
今まで何とも無かったのに急に発症してしまう、ということもないわけではありません。確率的に低いとはいえ、100%起こらないわけではないです。
そのため、金属や薬品にアレルギーがある人は、事前に申告してください。また、施術中であっても体に異常を感じたら、すぐに医師に申告してください。
感染症
確率的には低いことですが、感染症が起こるリスクもあります。清潔でない注射器などを使用することで、発生してしまうことです。
原因としてはクリニックのミスであり、施術を受ける人に非はありません。また、リスク0になることはないとはいえ、限りなく0に近づけることはできます。
そのため予防策としては、実績豊富で信頼のおけるクリニックに行くことです。いきなり来院する前に、口コミやWebサイトなどで情報を集めておきましょう。
精神的な依存性
ヒアルロン酸はまれに精神的な依存性を引き起こします。
薬物的な依存ではないため、打ち続けている人が皆依存するわけではありません。しかし、定期的に打つうちに、「効かなくなってきている気がする」「もっと量を増やすべき?」と考え、適量以上の量を打ちたくなってしまうケースがあるのです。
実際は、ヒアルロン酸が効かなくなっているわけではありません。しかし打ち続けていくうちに、ヒアルロン酸の役割が状態の「改善」から状態の「維持」に変化するため、見た目の変化が小さくなってしまうのです。その結果効いてないように見えてしまい、さらに打ちたくなってしまいます。
精神的な依存を防ぐためには、ヒアルロン酸の打ち過ぎは良くないと自覚することと、悩みをクリニックに打ち明けることです。
一番のリスク回避方法は慎重なクリニック選び
ヒアルロン酸の副作用を前述しましたが、リスク回避において一番有効な方法は、信頼のおけるクリニックを慎重に選び抜くことです。
「注射を打つだけだし、クリニックはどこでも良い」などと考えてはいけません。実績豊富で、自分に寄り添ってくれるクリニックを探しましょう。クリニック選びが上手くいけば、重大なリスクは回避が済んだも同然です。
ヒアルロン酸注射はエールクリニックで
もしもクリニック選びに迷った、あるいはクリニックの当てがないという場合は、ぜひエールクリニックにて施術をお受けください。
当院は居心地の良さだけでなく、高い技術力と丁寧なカウンセリングによって行う施術を提供できます。納得の仕上がりを得たい方はご来院ください。スタッフ一同、お待ちしております。