ヒアルロン酸注射を唇に打つと内出血のリスクがある?原因や予防方法も解説
唇にボリュームを与えてふっくらさせたい、と考える人は少なくありません。ヒアルロン酸注射であれば、体への影響がほとんど無い状態で、唇のボリュームアップが期待できます。
一方で、注射を用いるため、内出血が起こることもあります。本記事では、ヒアルロン酸注射と内出血の関係について解説します。参考にして、施術時の疑問を払拭する助けにしてください。
ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸注射とは、ヒアルロン酸を施術部位に注射で打つ施術のことです。注射器は、一般的な注射器と変わりありません。
ヒアルロン酸は高い保水力を持つ薬品であり、打たれた部位にボリュームを持たせつつその部位に留まります。そのため、リップリフトだけではなく、シワの改善やフェイスラインの調整にも使用されます。
ヒアルロン酸注射でリップリフトができる
ヒアルロン酸注射を唇に打つことで、リップリフトが可能です。単に痩せた唇にボリュームを付け足すだけでなく、唇を上向きにふっくらさせ、女性らしく強調することができるのです。
そのため、単に唇のボリュームが気になる人だけでなく、唇を強調した顔つきになりたいという人にもおすすめです。
ヒアルロン酸のその他の効果
ヒアルロン酸にはリップリフトの他に、以下のような効果があります。
- ほうれい線などの深いシワを改善できる
- フェイスラインを整える
- 鼻を高くできる
- おでこの横ジワを改善する
- 痩せすぎによる頬の影を消す
唇に問題を感じていなくとも、上記の効果で解決できる悩みがある人は、ぜひヒアルロン酸施術を検討してみてください。
唇へのヒアルロン酸注射のリスク
唇へのヒアルロン酸注射には、以下のようなリスクがあります。
- 内出血
- 腫れ
- 赤み
- 固さ
- 血流障害
あくまでリスクであり、必ず起こると限っているわけではありません。特に血流障害は、事例の数としてほとんど起こっていないことですが、知っておくことで防げるトラブルがあるため覚えておきましょう。
内出血
唇へのヒアルロン酸注射は内出血を伴う場合があります。ヒアルロン酸に限らず、注射の施術はすべて内出血のリスクを持っています。
注射を打つにあたり針を刺したり抜いたりする際、針が血管を傷つけてしまうことがあります。傷ついた血管からは血が出てきますが、皮膚の外側には出てこず、皮膚の内側に流れていきます。この現象が内出血です。
いずれは必ず治る症状ですが、長引いた場合、きれいになるまでに2週間程度かかることもあります。
腫れ
唇へのヒアルロン酸注射で腫れが発生することもあります。
ヒアルロン酸でなくとも、注射であれば腫れのリスクはあります。しかしその中でも、唇は特に腫れやすい場所であり、注射を刺したところが腫れてしまう人は多いです。
ただし腫れとしては軽度で、数日の内に良くなります。食事や会話に支障も無いため、腫れが出たからといって、気にしすぎることはありません。
赤み
赤みも、唇へのヒアルロン酸注射で起こりがちな症状です。腫れと同様ですが、唇は赤くなりやすいという特徴も持っています。そのため、注射や他の怪我などをきっかけに赤くなってしまうのは、一般的なことです。
元々唇はある程度の赤みを持つものですが、健康的なそれと異なることは見てわかるため、気になる場合はマスクなどで隠しましょう。数日すれば赤みは消えて元に戻るため、心配しすぎることはありません。
固さ
ヒアルロン酸を注射すると、注射した部分が固くなってしまうことがあります。ヒアルロン酸を打つことで、皮膚が内側から急激に押されることになり、固さを持つようになってしまうのです。
ヒアルロン酸は、数日の内にある程度体内に吸収されます。それに伴って、固さもひいていき、元の柔らかさに戻ります。違和感があり心配になるかもしれませんが、悩み過ぎず元に戻るのを待ってください。
血流障害
まれですが、ヒアルロン酸は血流障害を引き起こしてしまいます。
ヒアルロン酸が血管に注入されてしまうと、入れられたヒアルロン酸が血液の流れをせき止めてしまい、血流障害が起こるのです。
施術を受ける側に、血流障害を予防することはできません。クリニック側が細心の注意を払うべき問題であるため、リスクを避けるためには、信頼のおけるクリニックを慎重に選ぶ必要があります。
内出血を予防するポイント
内出血を予防するポイントは以下の3つです。
- 腕の良い医師に施術を頼む
- 施術後に唇を触らない
- 飲酒・サウナ・激しい運動は避ける
上記のことは、内出血以外の症状を予防するためにも必要なことです。クリニックからも同様の指示が出るのが一般的ですが、指示に従って生活してください。
腕の良い医師に施術を頼む
内出血は、腕の良い医師に施術を頼むことで回避できます。
内出血は、針の抜き刺しによって、血管が傷つくことで起こります。つまり、注射が上手くない医師が何度も刺してしまったり、正しい角度で刺せなかったりすると、内出血のリスクが上がるのです。
腕の良い医師に施術を頼むことで、必要最低限の傷で施術が済み、内出血のリスクが減らせます。
施術後に唇を触らない
施術後に施術部位を触ってはいけません。ほんの一瞬触れる程度なら構いませんが、気になるからと何度も触ったり、揉んだりするのは止めましょう。
施術直後は、唇が一時的にダメージを負っています。そのため、施術直後に刺激を与えると、その刺激で内出血が起こることがあるのです。雑菌などを防止するためにも、極力触れないようにしましょう。
飲酒・サウナ・激しい運動は避ける
飲酒・サウナ・激しい運動は避けましょう。
血行を良くし過ぎると、傷が大きく開いて内出血が発生してしまうことがあります。通常の状態であれば、血行が良くなったからといって内出血は起こりませんが、施術直後はわからない程度の傷が血管に生じている場合があります。血行が良くなることでその傷が大きくなってしまい、時間差で内出血が発生してしまうことがあるのです。
長めの入浴や温泉、長時間気温の高い場所に居るなどもよくありません。体温を上げ過ぎないように注意してください。
エールクリニックでヒアルロン酸施術を
内出血を防ぎつつヒアルロン酸によるリップリフトを行いたいという人は、ぜひエールクリニックにお越しください。熟練の腕を持つスタッフが、内出血のリスクを最低限にまで減らし、細心の注意を払いながら施術を行います。
いきなり施術は怖いという場合も、まずはカウンセリングだけで構いません。ご来院を心よりお待ちしています。