ボトックスで生じた内出血は消えないの?原因や回復を促進する方法も解説
「ボトックスの内出血が消えない」「ずっとこのまま消えなかったらどうしよう」と悩んだことは無いでしょうか。内出血は見た目に目立つため、自分でも気になってしまい、余計に治りが遅く感じてしまうのは自然なことです。
本記事では、ボトックスの内出血が消えないことについて解説します。参考にして、心配しすぎることはないと安心してください。
H2:ボトックスとは?
ボトックスとは薬品名、及びその薬品を注射で打つ美容施術のことです。打つ部位によって発現する効果はさまざまですが、打つ薬が変わるわけではありません。
施術の注射も一般的な注射器であり、施術法そのものはシンプルです。打った後痛みが続いたり、発熱したりすることもありません。
ボトックスに期待できる効果
ボトックスに期待できる効果は、以下のとおりです。
それぞれ打つ部位は異なりますが、打つ薬品はすべてボトックスです。1種類の薬であるにも関わらず、効果の種類は豊富である点がボトックスの魅力です。
ボトックスのダウンタイム症状
ボトックスのダウンタイム症状は以下のとおりです。
ボトックスは、施術としては注射で打つだけです。そのためダウンタイムの症状も、ボトックスの症状というより注射の症状となります。
ボトックスの内出血について
ボトックスの内出血について、特によくある質問を以下にまとめました。
上記の他にも気になる点があれば、いつでもクリニックに聞いてください。
なぜ内出血ができるの?
内出血ができるのは、注射器の針が血管を傷つけることが原因です。
注射器の針は刺した際、血管を傷つけることがあります。しかし針が細いため、皮膚の外に血液が出てくるのではなく、皮膚の内側に出血していき、溜まっていくことがあります。これが内出血です。
そのため、ボトックス特有のリスクというわけではありません。注射を使用する際は、ヒアルロン酸でも一般的な採血でも、内出血のリスクは常につきものです。
内出血は必ずできるの?
内出血は、必ずできると限っているわけではありません。施術を受けても現れない場合もあります。
内出血ができるかどうかは注射の角度や深さ、体調にも左右されます。そのため、個人差というよりは、運の要素が強いと捉えた方がわかりやすいでしょう。ひいては、内出血を完全に防ぐことはできません。手を尽くしてもリスクが0にならないことは覚えておいてください。
ただし、内出血のリスクを低減することは可能です。余計な所に針を刺したり、針を斜めに刺したりせず、的確に注射を行えば内出血のリスクは抑えられます。よって、内出血のリスク低減には、腕の確かなクリニックで施術を受けるのが一番と言えます。
治るまでの期間はどのくらい?
内出血が発生して治るまでの期間は、一般的に1週間程度です。程度がひどく、長引く場合は2週間ほどになるケースもあります。
ただしあくまで目安であり、人によっては数日で消えることもあります。また、2週間をオーバーしたとしても、色が黄色に変化してきたり薄くなってきたりと、治っていることが伺えればそれほど心配は要りません。
ただし、悪化していたり明らかに異常があったりする場合は、クリニックに相談しましょう。
いつまで経っても治らないように思う
内出血がいつまで経っても治らないように思うという人は、一度改めて自分の状態を確認しましょう。内出血は、ある日突然きれいに消えているようなものではなく、少しづつ良くなっていくものです。
以下に、内出血が始まってから治るまでの変化をまとめます。参考にして、自分が現在どの状態にあるのか確かめてください。
赤:内出血直後、現在進行形で出血している
黒・青:出血は止まったが血が溜まっている
緑:茶色:溜まった血の体内吸収が始まっている
黄:間もなく完全に吸収されきれいに治る
また、数日単位で様子を見て、上記の表と照らし合わせてみましょう。ゆっくりでも黄色に近づいていれば、回復が進んでいる証拠です。
数ヶ月~年単位で内出血が消えない
数ヶ月~年単位で内出血が消えない、あるいは回復に進んでいる様子が見られない場合、体になんらかの疾患があるケースが考えられます。
医療機関を受診し、内出血が消えない旨を相談してください。その際は、ボトックス施術を受けたことも伝えておきましょう。美容整形を受けたと知らせることに引け目を感じてしまう人もいますが、正しい情報を伝えなければ、正しい診断を下してもらえません。
内出血の治りを促進するポイント
内出血の治りを促進するには、以下のポイントを守ることです。
軽度に抑えるためにも、上記のポイントに沿って過ごしましょう。
【参考】メイクで隠しても良い?
内出血は、あくまで皮膚の内側で起こっている傷が元であるため、皮膚表面にしか作用しないメイクで隠すのはOKです。ただし、施術直後は針の刺し傷がまだ治っていない場合もあるため、可能であれば翌日にした方が良いでしょう。
また、メイクの際に患部を押したり擦ったりすると、内出血が悪化することもあります。ソフトタッチでのメイクを心がけましょう。
内出血を悪化させるNGアクション
内出血を悪化させてしまうNGアクションもあります。具体的には以下のとおりです。
クリニック側からも同様の注意が出ることがありますが、内出血を防ぎたい場合は上記の行動を行わないようにしましょう。なお上記のNGアクションは、ボトックスだけに限っているわけではなく、他の施術にも共通しています。
エールクリニックでボトックスを受けてください
ボトックス施術を検討している方は、ぜひエールクリニックにて施術をお受けください。
当クリニックは高い技術力を持つ医師がおり、内出血リスクを最小限に抑えます。同時にカウンセリングを丁寧に行い、内出血に関する疑問や不安に対し、いつでも応対いたします。
【まとめ】一般的に内出血は必ず消える
体に特別な疾患などが無い限り、内出血は必ず消えます。まずは1週間程度患部を観察し、回復が進んでいるか確かめましょう。
また、内出血は数時間程度ですぐに治るようなものではない、ということも知っておきましょう。ストレスにならないためにも、長い目で見て回復を待つのが大切です。