ボトックスは体に悪いの?不安を抱かれがちなポイントを詳しく解説!
ボトックスって体に悪いの?と不安を抱く人は少なくありません。結論から言うと特別体に悪いというわけではありませんが、「薬品を体に打つ」ということから、健康に害があるのではと考えてしまうのも自然なことでしょう。
本記事では、ボトックスが体に悪いのかどうかについて解説します。参考にして、施術への不安を払拭してください。
ボトックスとは?
ボトックスとは、ボトックスという薬品を注入する施術のことです。注入は一般的な注射器で行います。
ボトックスには、打たれた部分の筋肉を弛緩させる作用があります。「筋肉の弛緩と美容効果の間に関連性が見えない」という人も少なくありません。しかし適切な部位に打つことで、さまざまな効果が期待できます。
ボトックスの効果
ボトックスの効果は、以下のとおりです。
どこに打っても良いというわけではなく、適切な部位に打つことで、期待した効果を得ることができます。
例えば部分痩せは、二の腕やふくらはぎに打つことで起こります。張った筋肉が弛緩することで、見た目に少し痩せたように見えるのです。エラ改善も同様の原理で、張り続けているエラ部分の筋肉を緩ませ、エラがやや引っ込んだように見えるのです。
このように筋肉を弛緩させることで、見た目に影響する部位は多いです。
ボトックスは体に悪い?
ボトックスは体に悪いというイメージを持っている人が居ますが、結論から言うと特に体に悪いというわけではありません。薬品の1種であるため、アレルギー反応などが起こるリスクもありますが、薬品アレルギーはボトックスに限った話ではありません。そのため、ボトックス特有のリスクとは言えないのです。
本記事では、ボトックスの体への害の有無について、特によくある質問を下記にまとめました。
上記以外にも気になることがあれば、何でもクリニックに相談してください。迷惑かなと遠慮してしまう人も居ますが、結果的には聞いた方がお互いのためです。
ボトックスは元々毒であると聞いたのですが?
ボトックスは元々毒であると聞き、不安に感じる人も居ますが、結論から言うと心配は要りません。
元々毒であるという点は事実です。ボトックスの元となっているのはボツリヌス菌という菌であり、毒性を持っています。有名なのははちみつに入っているボツリヌス菌であり、少量であるためほとんどの人は影響を受けませんが、1歳未満の幼児はリスクが高いため禁止されています。
ボトックスは、このボツリヌス菌を精製して作られています。ただし薬剤化の過程で無毒化されているため、ボトックスになった時にはすでに毒ではなくなっています。安心してください。
打つとその部位が動かなくなるのでは?
「ボトックスを打つとその部位が動かなくなる」というイメージを抱いている人が居ますが、一般的にはそんなことは起こりません。多量に注入するとそうなりますが、美容施術に用いられる程度であれば、動かなくなることはないと考えてください。
ただし、ボトックスに慣れない人は、違和感を覚えることもあります。また、通常時に比べるとわずかに動きが鈍いと感じる人もいます。いずれにしろ、身体的な機能に支障が出るほどではなく、一般的には1ヶ月もすると気にならなくなります。
:一度筋肉が弛緩したらもう戻らないのですか?
ボトックスで筋肉が弛緩しても、時間が経てば必ず元に戻ります。ボトックスに限らず、薬品は体内に入っても永久に留まるわけではありません。代謝と共に排出されるため、じょじょに効果は薄れ、いずれは薬品注入前の状態になるのです。
ボトックス施術の場合、効果に永劫性を持たないという意味ではデメリットです。しかし、仕上がりがイメージと異なってもやり直しができるというメリットにもなります。
何度も打つことで体に害があるのでは?
ボトックスを何度も打つと害があるのかというと、そんなことはありません。より正確に言うと、今の所世界的にそういった事例は出ていないということになります。
医療の世界では、しばしばなんらかの理由で、今までになかった事例が急に起こることもあります。そのため、未来永劫1つの事例も出ないことが保証されているというわけではありません。しかし少なくとも現在は、高い安全性が確認されていると言えます。
打つのを辞めることによる害はありますか?
ボトックス施術を辞めることにより、逆に害が発生するのではという人もいますが、結論から言うと害はありません。そのため、何らかの理由により施術を辞めたいと感じたら、いつでも辞めて構わないのです。
ただし、健康上の害はありませんが、ボトックスは長期間打たないでいると再び施術前の状態に戻ります。さらに、再び施術をスタートした際、体がボトックスに慣れるのを再度待つことになります。そのため、ボトックスを打った状態を維持したい場合は、定期的な再施術がおすすめです。
薬としての副作用はどんなものがありますか?
ボトックスの薬としての副作用は、以下のとおりです。
頭痛や倦怠感などは、思ったように力が入らないことに対する脳の混乱や、薬品が体質的に合わない場合に起こります。時間が経つにつれ気にならなくなる人が大半ですが、ずっと続くようであれば医療機関を受診しましょう。
なお、ボトックスに依存性はありません。辞めたくても辞められないということはないため、安心してください。
ボトックスはエールクリニックでどうぞ
ボトックス施術をご希望の方は、ぜひエールクリニックにご来院ください。当クリニックでは、高い技術力で施術を行うだけでなく、ひとりひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングを行います。
ボトックスについての疑問や不安を抱く人に対しても、じっくり相談に乗った上で、納得していただいてから施術に進んでいただきます。
【まとめ】ボトックスに健康に対する害はない
ボトックスは、健康に対する害のない薬品であると言えます。どうしても不安が拭えなければ、かかっているクリニックに相談し、納得の上で施術に進みましょう。遠慮してしまう人も居ますが、結果的には相談した方がお互いのためになります。
相談が大切なのは、ボトックスに限りません。他の施術を受ける際も、疑問や不安は出色してから施術を受けた方が良いでしょう。